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地獄のママチャリ紀行 [豆]

記事が大幅に遅れています。
最近、風邪をひいてしまいブログを書くことができなかったことと、夜は再就職のための資料作りに当てているのでなかなか時間が取れないのが実情。
とはいえ、何もしていないと書くことを全部忘れちゃうので、とりあえずタイトルだけブログエディタ内には追加しています。
現在6記事滞留中。うひゃ。

なので一つずつ消化していきましょー
今回は自転車紀行です。
が、ちょっと今までと違います。とにかく地獄でした。

ことの発端は妹からの打診メールだった。

「お兄様、私が使っていたママチャリいらない?」

これ、普通のママチャリではありません。
前後にチャイルドシートがついた豪華3人乗り自転車なのだ。
妹の子供はもうこれに乗せるような歳じゃないので、まだちびっこのウチで使わないか打診してきたのだ。
まあ捨てるのもいろいろ面倒だから、もらってくれればラッキーというのが本音だろうが。

ご存知の通り私は無職なので、自転車を活用してガソリン代を節約できればいいんじゃない?という話になりもらうことになった。

さて、問題はどうやって運ぶか。ウチはひたちなか市。妹は牛久市。70kmはあるかなぁ。
最初、妹の旦那が車で運ぶって話だったのだけど、どうせ無職で暇だからね。
私が陸送しましょう!ってことになった。あーあ、大丈夫かよ。

先日の笠間ツーリングは同じ70kmくらいを走って3.5時間くらい。このママチャリは超ヘビー級だから時速10kmくらいしか出ないんじゃね?
そうだとすると倍はかかる。7時間かー。休憩をいっぱい入れるだろうな。9時間はかかりそう。うげ。
まあなんとかなるんじゃないの?もし途中でへこたれたら駅の駐輪所に放置して、後日そこから再スタートすればいいし。

というわけで、決行しました。
まずは電車で自転車の待つひたち野うしく駅へ。8時頃に到着。
自転車を受け取り、サドル等々を調整していざ出発!
しかし、走り始めて100mで私はこの挑戦が無謀であったと気づき始めていた。
なんだこの自転車、重すぎる。全然スピードでない。
一応3段ギアなんだけど、一番重いギヤは重すぎて使い物にならない。
なので終始2段目で走行。スピードでねー。
タイヤがグニョグニョ。段差は楽だけど乗りにくいー
そして何よりも、何だこの向かい風は。
また向かい風との戦いかよー。笠間は往復だから追い風区間もあったのだけど、今回は片道なんだよー

と、ヒーヒーブーブー言いながらひたすら北に向かう。
最初の難関、永国の坂道。地獄としか言えない。1速にしても重い。
でもトレーニングの成果なのか、案外あっさり登りきる。
9時10分、土浦駅に到着。

さらに北上し、国道354号バイパスを通過し、蓮畑を抜けて常磐線を渡る。
しばらく上り坂が続く。辛い。
抜けると神立駅周辺。
ここからかすみがうら市に入る。
が、国道6号と平行して走る裏道に抜ける道を間違える。
神立駅周辺は道が入り組んでいてわかりにくい。元土浦市民なのに土地勘も全然ないし。
そうこうしているうちに雨が降ってきた。最悪であります。
とにかく道を確認するのと雨宿りと休憩のため、コンビニに避難。
この時すでに10時。

雨は幸いなことに小降りになったので、再スタート。
道は地図で確認したので大丈夫。それほどずれてはいなかった。よかった。
のどかな田舎風景をひた走る。
しかしこの道を選択したのは失敗だった。
道は荒れているし、路肩もない。歩道も整備されていない箇所ばかり、おまけに交通量が多い。
素直に6号でいけばよかったかなぁ。

と、黙々と漕いでいるうちにいつの間にか石岡市に到着。

この時10時46分。あれ?予定より大幅に早いかも。
予定では石岡でお昼と考えていたのだけど、さすがに10時台にお昼は早すぎる。
ということで、次の小美玉市でお昼にしようと予定変更。
石岡は入り口でまず大きな坂が出迎える。きついー
あとは1、2回アップダウンがあるが、それは大したことはない。
というか、慣れてきてるぞ。
20kmも走れば、さすがにこの自転車の感じはわかってくる。
とにかくスピードは出ないのだから、無理して出さない。疲れるだけだし。

しかし、無限のかなたへの旅と思っていたけど、いざ石岡まで来てしまうとだんだん大丈夫な気がしてきた。
むしろいつものクロスバイクだったらもっと楽ちんなんだろうなぁと。
いつか同じコースで試してみようと思います。

小美玉市〜茨城町〜水戸市の後半は次回につづく!?

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笠間ツーリング [豆]

今日はyuckyが美容院他に行くので不在でした。
晴れて無職になったわけですが、せっかくの長期連休なのでうまく都合をつけて自由な休日をそれぞれで過ごせるようにしようと話してます。
まだyuckyの自由時間をたくさん捻出できていませんが、そのうち勝手もわかってくると思います。
娘あーたんも泣かずにいい子にしてたので助かりました。

さて、日頃転職活動をしているわけですが、もう一つの目標である自転車旅についてもようやくトライしました。
当初の計画では最初の行き先は笠間と決めていたのですが、その通りに実行しました。
理由ですが、ちょうど転職活動で午前中に水戸まで行く予定があり、そこからなら笠間までの距離を稼げると思ったこと、もう一つはどうしても笠間稲荷前で売っているいなり寿司が食べたくなってw
週末に水府方面へのツーリング計画があったので(のちに都合により延期になりましたが)その前にある程度の距離の練習がしておきたかったのもあります。

というわけで10月20日、快晴だけど風の強い日、決行しました。
11時30分、いざ水戸を出発。まずは水戸駅南口から桜川の河川敷の遊歩道を西へ向かいます。
この道は信号にも引っかからないので快適。
千波湖の公園をすぎて急坂を登りここからは普通の道を行きます。
ipodで地図を確認し(この日のために格安sim+wimaxルータを調達ずみ)赤塚駅前を通り国道50号の旧道を進みます。
しかしこの国道50号が曲者。
自転車が走れるようなスペースが車道にも歩道にもない。
この道は車でも狭くてくねくねで通りたくないのだけど、自転車でもそれは同じ。
水戸は全体的に自転車に優しくない箇所が多い。

大塚池を過ぎてここからは国道50号バイパスに入る。
さすがに歩道が広くてスイスイ。
が、常磐道の水戸ic先でまた旧道に入る。
旧道の方が距離が短いのと交通量が圧倒的に少ないので。
こういう道の選択は非常に難しい。距離をとるか、平坦な道をとるか、はたまた走りやすさを取るか。

それにしても向かい風がきつい。このまま笠間まで続くのかと思うと気が遠くなりそう。
向かい風と上り坂がセットになるともう漕ぐことだけで頭がいっぱいになってしまう。
でもこれが頭の洗濯というか、ストレスの発散になっているようで。

イオン内原の先でバイパスと合流し、ここからアップダウンが始まる。
と、ここで登坂のきつさを書こうと思ったのだけど、結果的には思ったほど大変ではなかった。
風には苦しめられたけど、坂自体はそれほど急でもないし長くもなかったかな?

そうこうしているうちに午後1時に笠間に到着。
さすがに空腹maxなので、目的のいなり寿司を購入。
笠間はいなり寿司をb級グルメとして売り出しているので、いろいろな種類のいなり寿司が存在する。
くるみが入っていたり、そば稲荷なんて変わり種も。
私が毎度好んで買うのは、笠間稲荷正面にあるお店(名前わからん)の五目稲荷。

しかしまぁ、笠間稲荷なんて何度も来ているのだけど、まさか自転車でくる日がこようとは思いもしなかったなぁ。

この後、名物?バター饅頭をお土産に購入。
店のおじさん、自転車客に気軽に声かけ。
なんか、自転車乗るようになって、道行く人によく声かけられるようになったなぁ。
こういうのって今まで探検したことあまりないので、新鮮です。
社会とつながりを持つってこういう小さなことから始まるのだろうな。

焼き物の店でビールタンブラーなんか買ってご満悦になったところで帰路につく。
行きは向かい風だったので、帰りは追い風で楽チンだな。なんて考えていたのに、なんだか風向きが変わってないか?
明らかに東寄りの風になってるじゃないか。
というわけで、行きも帰りも向かい風に苦しめられる旅と相成りました。
走行距離70km。3時間30分(休憩その他でトータル5時間)の行程でした。


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面接ワークショップでの挫折感 [豆]

今回も少し前の話になります。

転職支援会社では色々なセミナーを開催していて、再就職のためのトレーニングを積むことができます。
前回の話ではキャリア分析のセミナーに参加したことを書きました。
実は同時にもう一つセミナーに申し込みしていました。
それが今回の話である面接ワークショップです。

まだ準備が整っていない状態で面接の訓練をするのも無茶だと思いましたが、ちょっと思うところがあったんですね。
一つはすでに在職中から転職の準備を進めていたので、今すぐにでも面接オーケーだと甘く見ていたのですね。
二つ目はやれることは先んじてどんどんやろうと我武者羅な気持ちになっていたのでした。
三つ目は、もともと私は面接が苦手で、なるべく場数を踏んでおいたほうがいいと思ったからです。
そんな感じで前向きな感情と後ろ向きな感情が入り混じった状態でセミナーに臨むこととなりました。

実際の内容ですが、ロールプレイ方式で実際に模擬面接を交代交代でプレイするというものです。
受験者、面接官、外野の3つの役割となり、それぞれの立場で面接の感想を発表します。

私の結果ですが、散々なものでした。
自分でもびっくりするくらい何も喋れない。
会話のやり取りで数秒間の空白が出来てしまう体験はここしばらくでは経験したことがありませんでした。
他の参加者の完成度の高さも相まって、自分の惨めさが身にしみました。

今回のセミナーで私は大きな挫折感を味わいました。
自分としてはもっと自分は出来ると自信を持っていたのですが、それは根拠のない自信だったのです。
これまで会社の中で自分の思う通りの発言を行い、それが受け入れられていました。
それは今考えれば、目指すところとか正解とかが共有されている環境であり、多少尖った発言でもマイナスには捉えられないからです。
そんな中で過ごすうちに自分は優秀だ、人とは一味違うぞなんてうぬぼれが生まれていたのかもしれません。
しかし、あなたの強みはなんですか?と聞かれた時に、自分のことを客観的に把握出来ていないことに気がつきました。
これまでは「自分はこういう人間だ」ということを考えず、共有された考え方の範疇で知恵を絞っていたにすぎなかったのです。
自分とは何かが把握出来ていない人が面接で自己prなんて到底無理な話です。

正直このような挫折感は久しぶりに体感しました。
会社を辞めて新しい人生を踏み出す第一歩でいきなり挫折を味わえたのは、幸運だったかもしれません。
こんな機会がなければいつまでも裸の王様だったかも。


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キャリア分析ワークショップに参加しました [豆]

少し前の話になります。

転職支援会社に通い始めて1ヶ月、週1度の面談が当面のワークです。
面談では、現在の体や精神の状況、家庭の状況について聞かれます。
なんでも、これまで仕事一筋で何十年という人が急に仕事がなくなってしまうと、自分が何をしたらいいのか、どこに居場所があるのかわからなくなり、引きこもってしまったり家族に邪険にされてしまうというケースがあるそうです。
そういう人は趣味もあまりなかったりするし、無職であることを理由にそれらをやることを敬遠してしまう傾向にあるとのこと。
まあ収入もないのにゴルフ三昧されても確かに困りますけど....
そうなると負のスパイラルに陥ってしまうので、そうなっていないかチェックするのが目的でしょう。

幸いなことに私は娘の面倒と自転車、庭の整備でアップアップしていて落ち込んでいる暇がないです。

もちろんメンタルチェック以外にもやることはありまして、それが再就職に向けての準備作業です。
具体的には職務経歴書や自己prの作成です。
うちで素案を作り、それを担当者に見せて指南をいただくというのがが当面の作業になります。
こちらについてはまだまだ未完成でありますので、また日を改めてまとめてみたいと思います。

転職支援会社ではその他にもセミナーを定期的に開催していて、費用なしで参加することができます。
今回、「キャリア分析ワークショップ」というセミナーに参加してきました。
これは職務経歴書を作成するのに当たり、自分のキャリアを客観的に分析して、進むべきキャリアの方向性とキーワードを導き出すのが目的となります。
まず宿題で自分のキャリア年表を作成してきます。
ここには自分がどのような業務をしてきたかというよくある経歴表に加えて、その業務におけるエピソードを書くようになっています。
エピソードとは、自分がこの仕事でこのようなことに気をつけてやってきたとか、それによってどんな成果が上がったのかなどです。
経歴については案外書けるものですが、エピソードと言われるとなかなか思いつかない。
それだけでも自分が何のために仕事をしてきたのかがぼやっとしている証拠でもあります。

セミナー当日は、まず設問に答えて自分の強みをレーダーチャートで図式するところから始まります。
「人に指図されずに仕事したい」とか「今より高い給料をもらいたい」などの設問に答えると、それぞれの持ち点が6つの強みに分類されて、6角形が現れます。
しかし、何というか、実際にやってみたところ綺麗な6角形が出てきてしまいました。
他の参加者のを見るとどこかとんがっていたり、逆に凹んでいたりといびつな形になっている人が大半でした。
よく言えばバランス感覚があるというとこですが、悪く言えば特徴がないとも言えます。
私もこれを見て正直自分が進むべき方向が見出せなくて困惑してしまいました。
なんとなくわかっていたのですが、やはり自分はこうありたいという確固たるものがない気がします。
だから次の職も何をやりたいのか、いまいちはっきりしない。
まだ1ヶ月なのでそんなにすぐはっきりとするとは思いませんけど。

続いて、作ってきたキャリア年表から、この業務ではどのスキルを重要視したかを洗い出すという作業を行います。
積極性とか向上心、技術力などなど、精神的なものから技能的なものまでいろいろな選択肢から、この時はこれが重要だったなというものをずらずらと書き出します。
そうするとその都度どんなスキルを駆使したかが判明します。
これをグループ分けしてあげれば、それらが自分の強みとなります。
強みの根拠はエピソードを割り当てて「これこれが出来たのもこんなスキルのおかげです」というストーリーにするわけです。
この作業は時間が足りなくて不完全な状態で終わってしまい、セミナー中は洗い出すことは出来ませんでした。
ただ、このセミナーは洗い出しそのものが目的ではなく、洗い出しのメソッドを紹介するのがメインだと思うので、その場でできなかったことは問題ではないです。

このような分析方法は知らなかったので、とても参考にはなりました。
ただ、結局のところ「売り込みたい自分の雛形」があり、それを理論武装することでしかない気がします。
「知らなかった自分の発見」には繋がらないと思います。
決して無駄ではないとは思いますが、「売り込みたい自分」に不安を抱えている今、それを武装することに意味があるのだろうか。
だからこの分析の前に「自分とは何か、自分は何がしたいのか」を明確にしておくことが重要だと思います。
まずは道を決めてから舗装工事をするのが得策なのでしょう。


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転職支援会社に通い始めました [豆]

晴れて無職の身になりましたが、いつまでもそうは言っていられない。
失業手当も330日分しか出ないので、それまでになんとしても次の職を探さなければなりません。
以前からやめるやめる言っておきながら、実際には何もアテはないわけで、そう考えると今回の退職劇はやっぱり行き当たりばったりな行動だったと改めて痛感するのでした。

今回は早期退職で会社を辞めたわけですが、早期退職のメリットの一つとして前職が転職支援会社の利用代金を肩代わりしてくれるというのがあります。
これは何でも法律だか何かで決まっているらしいのですが、従業員、会社ともにメリットがある話だと思うのです。
通常会社は従業員を特別な理由(懲戒など)がない限りやめさせることが出来ないのです。
これがいわゆる終身雇用神話の一因でもあったわけです。
ですが会社の経営がおもわしくないときに不要な人材を多く抱え込むことになりかねないわけです。
なので会社は正社員を取らず、期間社員や派遣労働者を積極的に雇用する方向に流れていたわけです。
しかし今や終身雇用なんて崩壊寸前なのであります。
右肩上がりの経済成長なんて今後おそらく起きないだろうと思います。
(戦争とかに巻き込まれればわかりませんが、これは考えたくないですね)
だから正社員の解雇というタブーを取っ払って、もっと雇用を柔軟に運営するというのが昨今のトレンドな訳です。
ですが、何でもかんでも首切りを許していたら堪ったもんじゃない。
なのでその交換条件として従業員の次の職探しまで責任を持つように、というのが趣旨でしょうね。

なんて綺麗事書いてますが、私は穿ったちゃんなのでこういうのには全てビジネスが介在していると捉えています。
このようなルールで一番得をするのは誰か。それは利用者とお金が遊んでいてもやってくるようになる転職支援会社でしょうね。
世の中金が全てとは思いたくはないのですが、でもやはり金を中心に回っている、金を回すために政治は存在する。
ま、こちらとしてはその分の仕事を全うしてくれれば文句はありませんけどね。

話が逸れ過ぎましたが、そんなわけで退職してから程なくして水戸にある転職支援会社に通い始めました。
最初にこれからの支援についての説明会がありました。
概ね施設の利用方法や今後の進め方の説明が主だったのですが、締めくくりにこう言われました。

「皆さんは会社を辞めさせられたのですはありません。自分の可能性を花開かせるために転職を決断したのです」

この言葉を聞いて、心のモヤモヤが少しだけ晴れた気がしました。
決して前向きな形での退職ではありませんでした。少なからず後悔とか未練とかあります。
ですが未来を信じて前向きにとらえよう、苦難をもっと楽しもう、そんな風に私は励まされたと感じました。

人生のうちでこのようなことになるとは想像もしていませんでした。
ならばこんな滅多にないことは目一杯楽しまないと、ですね。


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