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転職支援会社に通い始めました [豆]

晴れて無職の身になりましたが、いつまでもそうは言っていられない。
失業手当も330日分しか出ないので、それまでになんとしても次の職を探さなければなりません。
以前からやめるやめる言っておきながら、実際には何もアテはないわけで、そう考えると今回の退職劇はやっぱり行き当たりばったりな行動だったと改めて痛感するのでした。

今回は早期退職で会社を辞めたわけですが、早期退職のメリットの一つとして前職が転職支援会社の利用代金を肩代わりしてくれるというのがあります。
これは何でも法律だか何かで決まっているらしいのですが、従業員、会社ともにメリットがある話だと思うのです。
通常会社は従業員を特別な理由(懲戒など)がない限りやめさせることが出来ないのです。
これがいわゆる終身雇用神話の一因でもあったわけです。
ですが会社の経営がおもわしくないときに不要な人材を多く抱え込むことになりかねないわけです。
なので会社は正社員を取らず、期間社員や派遣労働者を積極的に雇用する方向に流れていたわけです。
しかし今や終身雇用なんて崩壊寸前なのであります。
右肩上がりの経済成長なんて今後おそらく起きないだろうと思います。
(戦争とかに巻き込まれればわかりませんが、これは考えたくないですね)
だから正社員の解雇というタブーを取っ払って、もっと雇用を柔軟に運営するというのが昨今のトレンドな訳です。
ですが、何でもかんでも首切りを許していたら堪ったもんじゃない。
なのでその交換条件として従業員の次の職探しまで責任を持つように、というのが趣旨でしょうね。

なんて綺麗事書いてますが、私は穿ったちゃんなのでこういうのには全てビジネスが介在していると捉えています。
このようなルールで一番得をするのは誰か。それは利用者とお金が遊んでいてもやってくるようになる転職支援会社でしょうね。
世の中金が全てとは思いたくはないのですが、でもやはり金を中心に回っている、金を回すために政治は存在する。
ま、こちらとしてはその分の仕事を全うしてくれれば文句はありませんけどね。

話が逸れ過ぎましたが、そんなわけで退職してから程なくして水戸にある転職支援会社に通い始めました。
最初にこれからの支援についての説明会がありました。
概ね施設の利用方法や今後の進め方の説明が主だったのですが、締めくくりにこう言われました。

「皆さんは会社を辞めさせられたのですはありません。自分の可能性を花開かせるために転職を決断したのです」

この言葉を聞いて、心のモヤモヤが少しだけ晴れた気がしました。
決して前向きな形での退職ではありませんでした。少なからず後悔とか未練とかあります。
ですが未来を信じて前向きにとらえよう、苦難をもっと楽しもう、そんな風に私は励まされたと感じました。

人生のうちでこのようなことになるとは想像もしていませんでした。
ならばこんな滅多にないことは目一杯楽しまないと、ですね。


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