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地獄のママチャリ紀行 後編 [豆]

時間が開きましたが、後編に行きます。

石岡に思ったより早く着いてしまったため、お昼ご飯を石岡で食べるというプランは崩れてしまいました。
ではどうするか?
今回、これだけはやめようと思っていたのはコンビニで手軽に済ませてしまうこと。
それしかなければ仕方がないけど、なんかそれじゃ寂しいからね。
しかし、6号は数え切れないくらい通っているので知っているが、この先小美玉市に入るとお店が全くと言っていいほどなくなってしまう。
唯一存在を把握しているのは山田うどんくらい。
まあとりあえず山田うどん目指して行ってみよう。

小美玉市に入り、ひたすらペダルを漕ぎ続ける。
小美玉市の国道6号は道幅が狭い区間が多くなる。後から明治時代の古地図で水戸街道を確認しましたが、この辺りはその頃から変わっていない箇所が多い。
おそらく、民家も少ない地域なので道幅を広げたりバイパスを作る必要性がなかったんでしょうね。
そんな昔ながらの道路は当然ながら自転車のことなんて考慮しているはずもなく、路肩はないし歩道も狭い。
また、小美玉市を抜けた時に気がついたが、ほぼ全区間登りだったような。
地味にダメージを食ってしまった。

しかも、いくら走っても一向に山田うどんが出てこない。
おかしいなぁ、見落とすわけはないし、まさか潰れたのか?
そうこうしているうちに小美玉市終了〜ええー?!
次の街は茨城町。すると程なくして目の前に山田うどんが。
そうか、小美玉じゃなくて茨城町にあったのね〜
この時時刻はちょうど12時。グッドタイミング。やっとお昼ご飯だー

山田うどんでは普通うどんを食べるのだと思いますが、私は違います。
私は必ずこいつを食べます。

かき揚げ丼です。これはざるそばのセットですが。
山田うどんのかき揚げ丼はなぜか卵とじなんです。
邪道な気もしますが、むしろこちらの方が好みです。

ここでかき揚げ丼とそばをお腹に詰め込み、しばし休息。
この辺りはもう雨はあがっていて、むしろ暑い。
今回寒いことを想定して長袖のインナーとジャージを着込んだのだが、ちょっと厚着だったかも。
もう汗でビショビショ。
やはり自転車に乗るには専用のウェアじゃなくちゃなーと改めて実感。
もっともこんないかついママチャリにサイクルジャージじゃアンバランスすぎてかっこ悪すぎる。
だから今回はこのくらいのゆるい服装で正解。

さて腹ごしらえも終わり、休息も十分取ったので再開。
茨城町は立派なバイパスが出来ているのだけど、それじゃつまらないのであえて旧道に入ってみる。
しばらくは旧道とはいえ国道なので道もよく快適。交通量が少ないので車道にも安心して出られる。
しかしこの後、この旅最大の難関が待ち構えていた!
長岡に差し掛かった時、目の前にそびえ立つ急坂!!
これまで登ってきた坂とは比べ物にならない角度!
とにかく1速に入れて登坂開始。いやーもう何も考えられない。呼吸をするのがやっと。
しかも微妙に登れるか、登れないかの瀬戸際なのが腹がたつ。
全く無理なら早々に諦めて降りてしまうのだが、何とか登れそうな雰囲気。
そりゃあ登るでしょう、何となく悔しいし。
登りきり、頭真っ白のまま先に進む。なんか長岡の界隈は昔ながらの雰囲気があって結構良かったのだが、そんなの見てる余裕はなし。
いつか再挑戦の暁にはゆっくり堪能しようと思います。

旧道から本道に戻り、ここからは国道6号をひたすら走る。
この辺りは道がきれいに整備されているので、とても走りやすい。
ここからひたちなかまでは快適な旅になりそう。

13時19分、水戸市に入る。ここまでで約5時間。

ここまでくると、いよいよ終わりが近いなぁという実感が湧いてくる。
スタート時はやめときゃよかったと思ったのだが、気がつけば残り数キロ。
土浦〜ひたちなかはクロスバイクでもやれるか自信がなかったのだけど、こうしてママチャリで踏破できたことは自信につながったと思う。

水戸からひたちなかの行程はよく覚えていないw特に何もなかったような気がする。
こうして14時30分にひたちなかの自宅に到着。
約6時間の旅でした。

一つわかったこと、もう2度とママチャリでこんなことやらねー!


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